布団のダニを除去する方法。ダニ退治って簡単?

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布団掃除機

 

ダニはとても小さく、いるかいないかわかりません。そのため、ダニ対策をほとんどしていないなんて人もいるでしょう。

 

でも、ダニはかゆみやせき、くしゃみなどの様々な不調の原因になるのでほっておくのはNG。何かしらの対策をするか発生していたら除去する必要があります。

 

ちなみに、高温多湿の環境をダニは好み、ダニのいない家は日本ではほとんどないと言い切っていいでしょう。特に、布団は隠れる場所もあるのでダニの絶好の繁殖場所。あなたも今日からダニ対策や除去を試すようにしてください。

 

それでは、布団のダニの除去方法やそれが簡単なのかなどについてお伝えしていきます。本題に入る前にダニ自体のことについてもちょっと触れておくので、頭の片隅でもいいので入れておいてください。

 

 

忙しい人用のまとめ

・布団にいるダニはチリダニ
・チリダニが増えるとそれをエサにするツメダニが増えることがある
・ダニを除去する方法は掃除機、丸洗い、天日干し、布団乾燥機、ダニ捕りシートやスプレーなど
・ダニ退治は簡単でも難しくもないけど面倒
・お金はかかるけど、宅配のあるクリーニング店に任せるのがおすすめ

 

 

 

布団にいるダニは?

布団にいるダニは「チリダニ(コナヒョウヒダニ)」がほとんどです。人のフケや髪の毛、ほこりなどをエサにし、高温多湿の環境は繁殖の好条件。6月~9月はチリダニが増えやすい時期なので、何かしらの対策をするようにしたほうがいいでしょう。ちなみに、体長は約0.1mm~0.4mmと非常に小さく、布団の奥の方に隠れていることが多くて、肉眼で見つけることは難しいです。

 

また、そのチリダニをエサにする「ツメダニ(フトツメダニ)」が繁殖してしまう場合もあります。ツメダニは0.2mm~1mm程度でチリダニと比べると少し大きいですが、それでも小さいです。そして、このダニの厄介なところは人を咬む(刺す)ことで、咬まれたところは激しいかゆみが生じ、腫れることもあります。

 

ツメダニまで発生している場合は早急に対処が必要です。

 

それではここからは、ダニを除去する方法について見ていきましょう。

ダニを除去する方法5選

布団のダニを除去する方法を5つ紹介します。効果的でない方法(布団の場合は特に)も1つご紹介。

 

掃除機をかける

布団の表面にあるダニのフンや死骸を取り除くことができる掃除機。チリダニのエサになる人のフケや髪の毛、ホコリなども除去できるので、ダニの繁殖もある程度抑えることができます。ただし、生きているダニはかぎ爪と吸盤のような器官があって布団にしがみつくことができ、奥の方に隠れていることも多いので掃除機での駆除は難しいです。

 

また、掃除機をかけるときはゆっくりと時間をたっぷり使うようにしましょう。かける頻度は多ければ多いほどいいですが、最低でも週1くらいのペースでかけたいところです。

 

普段使っている掃除機を布団に使うのは抵抗があるという人は布団用の掃除機を使うといいでしょう。

 

ちなみに、ダニは布団以外のところにもいるので、家全体を掃除してダニのエサを減らすということも除去につながります。

 

布団を丸洗いする

布団にたまったダニやフン、死骸、人のフケや汗は全て水溶性の汚れです。そのため、丸洗いすることで効率よく除去することができます

 

ほとんどなくなった汚れも半年後には蓄積してしまうため、半年~1年に1回はふとんを丸洗いするようにしましょう。

 

布団を干す

天日干しすることで布団内部の湿気を除去し、ダニが好む多湿な状況をなくすことができます。丸洗いしてから干すというのがベストですが、布団をそのまま干すだけでも効果あり。

 

ただし、ダニを死滅させようとする場合は一工夫が必要です。ダニを死滅させるためには60℃の熱を当てるかか50℃以上の熱を30分以上当て続ける必要があり、天日干ししただけではその温度には達しません。

 

黒い不織布の袋などに布団を入れて干すことで温度を上げ、ダニを退治するといいでしょう。また、温度が上がってくるとダニは布団の内部へと逃げるため、途中で布団を裏返すようにしてください。

 

ダニが死滅した後も死骸やフンが残るので、干した後は掃除機でそれらを除去しましょう。

 

布団乾燥機を使う

布団乾燥機を使えば、干さなくても乾燥させることができます。干すのは大変ですし、裏返す手間も省けて一石二鳥です。

 

また、ダニ退治モードのある布団乾燥機なら60℃まで温度を上げてくれてダニを死滅させることも可能。

 

そして、使用後は掃除機で死骸やフンを除去してください。

 

ダニ捕りシートやスプレーを使う

ダニ捕りシートやダニが嫌うスプレーを使うのもありです。天然成分を使った製品も多く、布団を洗ったり干したりするのはできないけど、ダニはなんとかしたいという人におすすめの除去方法。

 

ただし、ダニが増えすぎている場合はこれらで解決しにくく、丸洗いや布団乾燥機での除去が必要です。

 

あまり効果がない方法:除湿機を使う

湿度を60%未満にすることでダニの繁殖を防ぐことができます。でも、寝汗で湿った状態になりやすい布団の場合、除湿機を使ってもダニの繁殖を防ぎにくいです。

 

除湿機を使うのはカーペットやソファーなどには効果的な方法ですが、布団の場合は効果がほとんどありません。寝ていないときに除湿機で湿度を下げることでダニの繁殖を少し防げるといった程度です。

 

それでは続いて、ダニ退治が簡単なのかどうかについてお伝えします。

布団のダニ退治は簡単?それとも難しい?

ダニ退治を本格的にするなら布団の丸洗いと布団乾燥機のあわせ技が最もおすすめです。

 

でも、布団は家庭用洗濯機では洗えなかったり、そもそも移動させるだけでも大変だったりと難しくはないけどいろいろと面倒。家族分の布団を洗って干して掃除機までかけるとなると1日が終わってしまいかねません。

 

そのため、布団のダニ退治はプロの手を借りるのがおすすめです。宅配クリーニングなら家から布団を出すことができ、家では難しい丸洗いと重労働である乾燥(濡れた布団はかなり重い)を両方やってくれます。また、防ダニ加工をしてもらってダニがつきにくくするということも可能です。

 

お金はかかりますが、自分で洗って干してもその金額のご褒美をくれるような理解のある配偶者はなかなかいないと思うので、思い切って頼んでしまっていいでしょう。

 

ちなみに、防ダニ加工ありでおすすめのクリーニング店はヤマトヤクリーニングです。

 

 

また、防ダニ加工のある宅配クリーニング店については詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてください。